2026年9月20日、Alibabaが新しい画像生成AI「Qwen-Image-2.1」を無料公開しました。
今回、特に気になったのは2つ。
背景が透明な画像をそのまま作れることと、写真10枚を1枚に合成できることです。
地味に見えるかもしれませんが、実はここが一番おいしいところだったりします。
背景を透明にする作業、ちょっと想像してみてください。
写真アプリで人物を切り抜いて、周りを消しゴムでちまちま消していく、あの面倒な作業です。
今回のAIは、そのひと手間をすっ飛ばしてくれます。
最初から背景が透明な画像を作れる、
というわけです(こういう透明な画像形式は「RGBA」と呼ばれています)。
ほかにも、複数人の顔写真から集合写真を組み立てたり、
服・靴・バッグの写真を合わせてコーディネート画像を作ったりできるそうです。
画質もかなりきれいで、最大2048×2048ピクセルというサイズに対応しています。
このAIのデータは「Hugging Face」と「ModelScope」というサイトで手に入ります(どちらもAIモデルを無料で公開・共有するためのサイトです)。
画像生成でよく使われる人気ツール「ComfyUI」も、公開初日からこのAIに対応済みでした。
ここまで足並みが揃っているのを見ると、業界側もこの手のニーズをずっと待っていたのかもしれません。
透明ステッカーやアイコンづくり、家族写真の合成、ネットショップの商品画像。
ブログやSNSを触っている人なら、パッと使い道が浮かぶはずです。
私も、自分のブログのアイキャッチや、作りかけのアプリのアイコンに使えないかなと考えています。
ただ、気になる点も1つあります。
研究や個人での利用は無料ですが、商用利用には別途申請が必要になったようです。
前のバージョンは商用利用もOKだったので、この方針転換は少し意外でした。
動かすにはある程度性能の良いGPU(画像処理を担当するパソコンの部品)も必要そうですが、具体的な必要スペックはまだ分かっていません。
ブログ素材やアプリアイコンづくりに使えそうなので、まずはHugging Face上のデモを触ってみるつもりです。
同じように素材づくりで消耗している人は、一度覗いてみる価値ありです。
参考・出典
- Qwen team「Qwen-Image-2.1」(GitHub, 2026/9/20) https://github.com/QwenLM/Qwen-Image-2.1
- 公式ブログ https://qwen.ai/blog?id=qwen-image-2.1
- AI本体(デモ・体験ページ) https://huggingface.co/spaces/Qwen/Qwen-Image-2.1
公開前に確認すること
- デモで実際に生成を試す
- GPU動作要件を確認
- 商用利用ライセンスの申請方法を確認(申請先: model-business@notice.qwencloud.com)

